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ロックの部屋

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CHICAGO

Chicago『ONLY THE BEGINNING』一家に一枚シカゴのベスト集



一家に一枚このアーティストのアルバムだけは、家に置いておきたいアルバムがあります。私の場合は、バラードが飛びきり美しい曲が多く占めているベスト集だったりします。それは、オリジナル盤から自分なりに好きな曲をチョイスして編集してMDに落としたりします。あるいは、全てオリジナル盤で持っていながらあらためてベスト集のアルバムを買ったりもします。

一家に一枚このアーティスト。私の場合ベスト集として家に置いておきたいものはこれ。

1.カーペンターズ
2.サイモン&ガーファンクル
3.エルトン・ジョン
4.ビージーズ
5.ブレッド
6.ポール・マッカートニー 等

どれもメロディーメイカーでバラードが極上のアーティストばかりですね。そして、これに【シカゴ】も加わります。

シカゴは1970年代前半、私の青春時代に毎週のようにヒットチャートの上位を賑わせていました。そのころは切れ味鋭いホーンを中心としたメッセージ性の強いブラスロックでした。「クウェッションズ67/68」「長い夜」「ロウダウン」「サタデイ・イン・ザ・パーク」などのヒットがありました。

ブラス色が薄まったころのヒット曲「愛ある別れ」あたりからシカゴはAOR路線に変化、昔のシカゴも良かったけど、私は「愛ある別れ」以降のシカゴの方が好きです。と言っても『シカゴ16』の「素直になれなくて」のヒットまでは、聴いてはいませんでした。

ピーター・セトラ一色になったシカゴ、けれどピーターのヴォーカルは深みがあって濡れた感触があって大好きです。このアルバムから生まれた名曲「素直になれなくて」「ラブ・ミー・トゥモロー」「ホァット・キャン・アイ・セイ」も勿論ピーター・セトラのヴォーカルです。ホーンも使われてはいるけど、ヴォーカルよりも前に出てくることはありません。


ここで私の好きなシカゴのベスト曲5曲

NO1 素直になれなくて(出だしのピアノにうっとりします。思いこみたっぷりにカラオケで歌ってみたいですね。)
NO2 愛ある別れ(とてもシンプルで甘いバラード、アコースティックギターとストリングスが印象的)
NO3 忘れ得ぬ君に(エレキピアノとフルートの音色が印象に残ります。とてもロマンチックな曲、オーケストラも入ってスケールの大きい展開、ビージーズ風でもあります。)
NO4 朝もやの二人(ピーターの表と裏のハーモニーが美しい。コーラスアンサンブルが素晴らしいです。)
NO5 ラブ・ミー・トゥモロー(ストリングスが美しいです。静と動の変化が楽しめるドラマチック・バラード)

おまけ
NO6 君こそすべて(これまた、ピーターとバックのコーラスワークが素晴らしい。粘っこいピーターのヴォーカルが最高)


全部ピーター・セトラのリードヴォーカルになってしまいました。ちなみにNO1からNO6まで差はありません。逆になってもOKです。

シカゴを知らない若いファン又は洋楽音痴のあなたには、とりあえずこの『ONLY THE BEGINNING』を勧めしたいかな。レーベルを超えて彼らの名曲から完全網羅された名曲集。全39曲入り、お腹一杯です。一家で楽しめますよ。(笑)単体アルバムでは『シカゴ16』『シカゴ17』を押さえて、初期では『シカゴ5』あたりを。



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